その昔、カプリチョーザのメニューはすべてダブルポーション(2人前が標準)でした。
カプリチョーザには2系列の経営母体があったのですが、それとはまた別に、カプリチョーザのメニューを中心にしたカジュアルなイタリアン(当時はあれがイタリアンだったですね)の店が、この「パッパガロ」です。環状七号線沿いの大きな独立店で駐車場もあり、店内のレイアウトもゆったりと余裕のあるレストランでした。
スモークサーモンと言えば、バーのオードブルで出てくる真っ赤な薄っぺらいものだった時代に、いまのような分厚いレアのサーモンを提供していたり、野球のボールぐらいあるライスコロッケ(ダブルポーションなので)が出て来たり、いろいろと新鮮な店でした。
※入江直之への原稿等のご依頼は、お問い合せページからどうぞ。