フード&テーブルコーディネーター岩下亜希さんの「簡単!! 家庭料理」シリーズ。
食品スーパーの定番食材でつくる、簡単おもてなしメニューのアイデアをご紹介します。
第五回は、さきいかを使った大根のラぺです。

「さきいかと大根のラぺ」

~懐かしくほっとする味わい~

今も昔も乾きものの代表格、さきいか。今回はさきいかを使ったラペをご紹介します。
ラぺは根菜などを細くおろしてドレッシングで和えたフランスのお惣菜。キャロットラぺが有名です。
大根とイカは相性もよく、器次第で和にも洋にも使えて保存もきくので作り置きしておくと付け合せやお酒のお伴に便利です。

作り方は

大根をなますのように千切りにし、塩を振って水分を絞ったら細かく裂いたさきいかをドレッシングと共に和えて出来上がり。
食べ頃は旨みが大根にしっかり馴染むように1時間以上おいてから。
できれば前日に作っておくと一晩でさきいかはいい仕事をしてくれています。
さきいかと気づかないぐらいに細く裂いて入れると、おもてなしにあのさきいかを使っているとは思わず、お客様は一口食べて何となく覚えのある味への記憶をたどり始めます。リキュールグラスに盛り付けると見た目からの意外性でサプライズ度もアップ。
シンプルで飽きのこない味わいは、年末年始のごちそうでつかれた胃もほっとするひと品です。

※作り方は簡略化した表現になっています。オリジナルレシピをご希望の方はこちらから。
主な食材

・大根
・さきいか
・塩
・ドレッシング
・カイワレやスプラウトなど(トッピング用)

※分量などは省略しています。オリジナルレシピをご希望の方はこちらから。

≪今回のワンポイント≫
さきいかはソフトタイプのものを選ぶと細く裂きやすい。
大根の皮を利用すると歯ごたえもよく無駄がありません。紅大根や赤かぶを使うと彩りも華やかです。

(写真と文)
フード&テーブルコーディネーター
岩下 亜希
aki_iwashita○いわした・あき
京都のホテル勤務を経てフランスに留学。リヨン郊外のリゾート開発会社に勤務、約2年滞在。
帰国後、フードビジネス、フラワーアレンジメント、テーブルコーディネート、撮影スタイリング等を学び、自宅キッチンスタジオにて、企業のメニュー 開発、飲食店や雑誌・広告の料理撮影、レシピ考案、フードスタイリング、テーブルコーディネート等を手掛ける。ホームページ
「おいしい週末」bonbonTable http://www.bora-bora.jp/

※このコラムの写真と詳しい料理のレシピはレンタル可能です。詳しくはこちらよりお問い合わせください。
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