~タイをこよなく愛するタイ料理研究家、両角舞さんの連載フードコラムです~
タイ生活の中での私の楽しみの一つがチャーノムイェンでした。
タイトルにもある通り、アイスタイミルクティーのことです。チャーは茶、タイ紅茶を指し、ノムはミルク、イェンは冷たいという意味です。
タイ紅茶というのは紅茶の葉にバニラや八角などの香りを付けてあるもので、スパイシーな香味と鮮やかなオレンジ色が特徴です。これを濃いめに煮出し、練乳とグラニュー糖(!)とエバミルク、そしてたっぷりのクラッシュアイスで割ったものが一般的に売られています。とにかく甘い。
糖尿病になるんじゃないかと思うくらい甘いのですが暑ーいタイの地で飲むと不思議と美味しくてハマるのです。
特に印象的だったのが南部、ハジャイの屋台でくるくると回りながらアイスティーを作ってくれるお兄さんです。マレーシアの文化が見られる南部地方ではマレーシアのアイスティー(テタレ)の作り方で提供しているお店が多く、その独特の方法として両手に1リットルくらいの計量カップを持ち、右手から左手、そしてまた逆へとカップの中のアイスティーを交互に注ぎながら自分自身もくるくる回るのです。
オーダーが複数入ると片手に2個ずつのカップを持ち、抹茶ラテとタイティーなど二種類を同時に作ってくれます。神業です!
この作り方をすることでミルクティーに空気が含まれてシェイクのような泡立ちが楽しめるのです。いつか目が回って倒れるのでは…と余計な心配をしていたのですがお兄さんはにこにこと回転しながら毎日アイスティーを作ってくれました。テタレで検索すると動画が出てくると思うので是非観てください!すごいですよ。
日本に戻ってきてなかなか飲むことがなくなったチャーノムイェンですが、これからの暑い季節にはとても恋しくなりそうです。
両角 舞
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